俺のメモ帳。

日々思った事、やりたい事を書き殴っていきます、良かったら覗いてってください。

鍛冶屋のドワーフとロイヤルパラディン、時々シーフ

皆さんごっこ遊びしてました?

今なら鬼滅の刃ごっこでしょうか?


ごっこ遊びってそのグループの王が主役演るんですよ…クラスのリーダーはヤジロベーなんて演りません!!!!絶対に!!!!
空気を読んで自分たちがヤジロベーを演るんです!!!

技名なんて勿論叫べません、大人しく自分と一緒にクナイを投げ合い、ごっつぁん居合切りで戦いましょう。






ちょっと待った!!!それで満足か…?
1番の戦功がベジータの尻尾でいいのか…?
俺は嫌だね…天津飯を演りたいんだよ!!!(技がクソほど多いから)





なぜこんな話をしたか…
去年のいつか忘れたんですけど友達と遊んでた時に自分のjobは何?って話題になり、皆んな自分の特徴となりたい物を重ねて「シーフ」とか「戦士」だとか言ってたんですよね…
自分の番が来ました…なりたい物を押し殺し「鍛冶屋のドワーフ」の真似…しちゃったんですよ…



カッコ悪い!!!!
なりたいわけねえだろ!!!!




ん…?木の上から声がするぞ…?


「お前のなりたいjobは本当にそれかい?」

お前…シーフッ!!!
室内でその議論は行われてたのですがあいつは確かにその時大きな大きな大木の枝に腰掛けていました…

(ほんっとにいつもテキトーな癖して抜け目の無えヤツ…頼りにしてるゼ…)


その瞬間、自分持ってた金槌は形を変え神聖十字剣へ…装備していたバイキングヘルムと腰布は弾け飛び白銀の鎧に…






ロイヤルパラディン「何を言っているシーフ!!私は王家直属部隊隊長!この国最強のロイヤルパラディンである!!!」


俺…パラディンになりたかったんだ…煤にまみれた臭そうなドワーフより絶対にパラディン
木に腰掛けてるシーフとか注意しちゃうぜ…


さあ…俺も行かなくては…
あの時のあいつの様に『なりたかった物になれなかった奴』を救うとするか…




          〜3年後〜



「ム…?どうしたのだ?何々…ドラゴンボールごっこヤムチャをやっているのか…」

「何っ!!ヤムチャが好きだと!ハハハッ!そんな奴いるわけが無いだろう!なら何故君は…」

「泣いているんだい?」



        〜Fin〜